【感想】「ロロナのアトリエDX」アイテム作りが楽しいRPG
ロロナのアトリエDXを買って、最初のエンディング(最初の3年のみ)までプレイしたのでレビュー。ちなみに私は過去にアトリエシリーズ中でトトリのアトリエだけやってます。忙しい人はまとめだけ見てね。
評価
★★★★☆4/5
アイテムを自分で作るシステムが面白いゲーム。自分で強い武器を考えて作って、強い敵を倒すのは病みつきになる。
ロロナのアトリエDXについて
ゲームの流れ
「アーランド」シリーズの第1作目。主人公・ロロナは閉鎖の危機へ追い込まれたアトリエの存続を国に認めてもらうため、調合・探索・戦闘を駆使しながら奮闘します。期間内に一定の評価を獲得し、条件を満たすことでさまざまなエンディングを迎えられます。
・アトリエ存続のため、国からの依頼をこなそう
ロロナの目的は「アトリエの存続を国に認めてもらうこと」。年4回、合計12回送られてくる国からの依頼をクリアすることで、評価を獲得することが出来ます。調合はもちろん、探索や戦闘を駆使して評価を得ましょう。・評価や人気に即したエンディングへ
期限内に国から一定の評価を獲得し、条件を満たすことでさまざまなエンディングを迎えます。アトリエ存続を国に認めてもらうほか、街の人々からの依頼をこなすことで上昇する「街の人気」も、エンディングにかかわる重要な要素となっています。Steamストアページより引用
基本情報
ジャンル:JRPG
価格:¥5,280 (Steam)
発売日:2018/12/04(Steam)
CERO:B
対応機種:PC(Steam), PS4, Nintendo Switch
この作品は2009年に発売された「ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜」のリメイク作です。3Dモデルやシステムが一新されているため、古さは特に気になりませんでした。
どんなゲーム?
アトリエシリーズはコーエイテクモのガストブランドから毎年出ている錬金術をテーマにしたRPGです。ロロナのアトリエでは主人公のロロナがアトリエ営業停止にならないように王国の依頼に答えていきます。素材の採取→錬金→依頼を繰り返すことで物語が進みます。
錬金術
このゲームの特徴はズバリ錬金術です!錬金術を使うと素材からアイテムを作り出します。ドラクエ8,9にもあるのと同じようなやつですね。ただ、このゲームではアイテムに効果、特性、品質という三つの要素があります。
効果はその名の通り各アイテムに特有の効果です。特性は錬金時に素材から引き継げるもので、効果を強くしたり、効果を追加したりできます。品質は錬金時の材料の品質に左右され、効果の強さや使用回数に影響します。これらを意識しつつ、最強の武器や消費アイテムを目指します。「アイテムは買うものではなくて作るもの」
プレイした感想
良い点
敵キャラがかわいい
すごくかわいいです…(・∀・)雰囲気としてはポケモンよりゆるくて、たまごっちよりはかたい感じのモンスター。それでいてボスキャラはちゃんとボスっぽいから惚れてしまう!
武器、道具の特性を自分でつけられる
よくあるRPGとかだと既製品を買うだけになりがちですが、このゲームでは既製品がクソ雑魚なので一回は自分で作る必要があります。考えた末にできた装備を見ると達成感がすごい…!これが病みつきになるからアトリエはやめられねぇんだ。
ストーリーは難易度低めだけど、裏ボス・トゥルーエンドを目指すと歯応えあり
じゃあその作った最強武器、道具を使ったらどんな敵でもワンパンになってつまらないんじゃないと思う人もいるだろう。けど、安心してほしい。特定のボスはめっちゃキツイです。ストーリークリアの難易度自体は低めですが、やり込んだらやり込んだだけ成果が出るようなシステムになっていると私は思います。
時間制限で適度な焦りがある
素材の採取→錬金→依頼を繰り返して進むため、マンネリ化しやすいように思えますが、3ヶ月に一度王国依頼の締切があるため、一つ一つの行動を無駄にできない緊張感があり楽しく進められます。
良くない点
RPGなのにエンドが多すぎる
このゲームはゲーム内で3年間経過するとエンディングとなります。このとき今までのフラグの立ち具合により見られるエンディングが異なります。このエンディングの種類が多すぎる…初見でエンディングまで50時間ということを考えると埋めるのは大変そう。
でも、唯一の救いは一つのセーブデータで複数のエンディングがみれることですね。エンディングは直前の選択肢で選ぶので、複数のフラグを立てておけば一周でたくさんのエンドを回収することが可能です。
素材集めと敵との戦闘が作業になりがち
上でマンネリ化を避ける時間制限システムがあると言いましたが、それでもザコ敵をワンパンするのが普通になる後半は作業感が強くなります。この作業感にある程度耐えられる人じゃないとこのゲームは向いてないかも…
まとめ
「アイテムは買うものではなくて作るもの」という印象の強いゲーム。アイテムの特性、品質を突き詰める錬金術はアトリエ独自の面白いシステムだった。自分で強い武器を考えて作って、強い敵を倒すのは病みつきになる。ただ一点、錬金に必要な素材を集めるのが作業になりがちという欠点もある。
たまには映画のようなアクションゲームなんてどうでしょう?
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