【感想】「The Stanley Parable」ナレーターの反応を楽しむメタADV
「The Stanley Parable」というゲームを買って、大体のエンディング見たのでレビュー。どんなゲームなのか?いいところ、悪いところを紹介していきたいと思います。忙しい人はまとめだけ見てね。
評価
★★★★☆4/5
ナレーターの反応を楽しむメタアドベンチャーゲーム。自分がとる行動によりナレーターが細かく反応してくれるので色んなことをやりたくなる。ゲームに出てくるメタシーンが好きな方におすすめのゲーム。
The Stanley Parableについて
あらすじ
主人公のスタンリーは画面の指示に従ってコンピューターのボタンを押す仕事をしていた。とある日も毎日と同じように仕事をするはずだった。だが、その日は1時間ほど待っても画面に指示が来なかった。意を決して部屋から出ると社内には誰にもいなかった…果たして同僚はどうなったのか?そして、この会社の秘密とは!?
という物語をナレーターさんは作りたいようです。
基本情報
タイトル:The Stanley Parable
ジャンル:アドベンチャー
価格:¥1,480 (Steam) (過去最安値は-80 %の¥296)
開発:Galactic Cafe(インディーズゲーム)
発売日:2013/10/18 (Steam)
対応機種:PC (Steamなど)
全エンディング回収までの所要時間:多分10時間程度
(とあるエンディングをあきらめると5時間程度)
公式サイト:The Stanley Parable
公式で日本語非対応ですが、有志の方作成のModを導入すれば日本語字幕が追加されるので日本語でプレイ可能です。日本語Modの導入方法に関しては製品版手順 - The Stanley Parable 日本語wiki - アットウィキを参照してください。
プレイした感想
メタ要素を全面に出したおもしろアドベンチャーゲーム
ジャンルはメタアドベンチャー。一人称視点でオフィス内を歩き回り、ストーリー(ナレーション)を進めていきます。ゲームを進めるとナレーターがしゃべるのでそれに従ったり従わなかったりしてナレーターの反応を楽しむゲームです。正直言葉ではうまく伝えられない斬新な切り口のゲームだと思います。
行動により18種のエンディングに分岐
あなたはスタンリーとなりオフィス内を歩き進んで行くことでストーリーが進行します。というよりナレーターの語りが進む感じです。オフィス内でどの道を選ぶかによってエンディングが変わります。
エンディングはエンディング - The Stanley Parable 日本語wiki - アットウィキによると全18種類。(リンク先ネタバレ注意!)一度エンディングを迎えると再び最初からになります。一つのエンド到達までは大体30分ほど。エンディング同士のつながりや伏線は特にないので暇なときに少しずつプレイできるゲームですね。
行動を選択するのはナレーターではなく、あなた!
このゲームの特徴はナレーションがあるものの、最終的に行動を選択するのは自分だということ。例えば「スタンリーは左の扉を選んだ。」というナレーションが流れたとき、あなたはどう行動しますか?左なら物語はそのまま進むでしょう。
では右を選んだら?ナレーターはあなたの行動に臨機応変に対応するかもしれませんし、慌てふためるかもしれませんね。時には画面の前のあなたに物申すかも…そんなナレーターの対応を楽しむゲームです。
ナレーターはスタンリーがなにか行動する度に反応してくれるので進めていて飽きないゲームです。することなすこといちいち反応してくれるのでここに入ったらナレーターはどんな反応をするんだろうか?とワクワクしながら進められました。時折ゲームに出てくるメタいシーンが好きな方にはぜひこのゲームをプレイしてほしい。
エンディングリストがないのが欠点
アドベンチャーゲームとして少し残念なのがエンディングリストがないこと。なので、今自分がどのエンディングを見たのか、まだ見てないエンディングは何種類あるのかゲーム内では確認できません。あと、エンディングリストがないとエンディングを見きったときの達成感が半減してしまいますね…余談ですが私の大好きなエンドは「掃除用具入れエンド」です!XD
ただ、続けてプレイする場合は一周が短いゲームなのでそこまで気になることはないかもしれません。あと、実績はネタと化しているので実績コンプしたい方にはオススメできません。
まとめ
ナレーターの反応を楽しむメタアドベンチャーゲーム。自分がとる行動によりナレーターが細かく反応してくれるので色んなことをやりたくなる。ゲームに出てくるメタシーンが好きな方におすすめのゲーム。
このレビューを読んだあなたはThe Stanley Parableというゲームに興味を持ち、購入した。
・・・しようと思ったが実際どういうゲームかこのレビューを読んだだけではわからなかったのでデモ版をダウンロードしプレイした。
・・・しようと思ったのだがよく考えたらこのゲームにあまり興味がないことに気づきそっと画面を閉じた。
・・・しようと思ったのだがこの記事の画像はどこから引用されたのか気になり下の文を読んだ。
著作権表記
本記事の画像はThe Stanley Parableより引用したものです。また、The Stanley Parableの著作権はGalactic Cafeにあります。
・・・ここまで読んでも読み足りないと思ったあなたは他のゲーム感想記事を読むことにした。