ぷりんのゲーム日誌

PCゲームやアニメについて適当に語る予定

VRヘッドセットを買う前に注意したいこと

VRヘッドセット

 この記事ではこれからVRを始めてみたい方向けに注意したいこと、確認しておきたいことをまとめました。VR機器を買っても環境のせいで楽しめない…ということにならないように一つひとつ確認していきましょう。

VR酔いに強いかどうか

VR酔い

 VR体験で一番の天敵は酔いです。特に自分が動いてないのに前後左右にスライドして動く感覚は非常に酔います。このVR酔いには個人差があるので、あらかじめVR体験施設などでVR酔いに自分は強いのかどうか確認するといいと思います。

例を挙げるとDiRT Rallyというレースゲームで私は1時間以上プレイしても酔いませんでしたが、友人がプレイしたところ1コース完走する前にVR酔いで中断せざるを得なくなってしまいました。

VR酔いに自分が強いか確認するにはVR体験施設で一日遊んでみるとよいと思います。ゲームによって差があるので酔うかどうか確認したい方はレースゲームや座って映像を楽しむようなゲームを体験するとよいでしょう。

酔いに弱い方はRPGやレースゲームなどゲーム内で大きく移動するものに注意が必要です。欲しいタイトルに該当するものがないか調べておくと安心です。

部屋に2x2mのスペースはあるか

VRのプレイスペース

6.5Feet(約2m)四方のスペースは欲しい YouTubeより

 動き回らなくても2mx2mのスペースは欲しいです。さもないとコントローラーを頻繁にぶつけたり、ケガしたりします。私自身1.5x3mぐらいのスペースでプレイしてますが、部屋を破壊したことが何回かあります。なので、ぶつけるのが怖くて360°から敵が迫ってくるようなゲーム(例えばGORN、ソードオブガルガンチュアなど)はほとんどできてません。
快適にプレイするには360°一歩動ける+そこで腕を振り回しても壁に当たらないスペースが必要です。PC周りにスペースが確保できない方はMeta Quest 2 (Oculus Quest 2) のようなスタンドアローン型を選んだ方が遊べるゲームの幅が広がります

 

やりたいコンテンツがあるか

 VRコンテンツはまだ発展途上段階です。ゲームに関してはわざわざVRでやる意味を感じるものは少なく、動画に関しては球体のスクリーンに映し出されている映像を眺めている感じでその場にいる気分にはなれません。
高価な買い物になので何をやりたいのか明確にしないと起動が面倒くさくてやらなくなってしまいます…よくヤフオク、メルカリなどで数回しか使わずに出品されているのを見かけます。

必ずVR機器を買う前にやりたいゲーム(コンテンツ)を1つは決めておきましょう。ちなみに私のOculus Rift SはBeat Saber専用機になりつつあります。Beat Saberがなかったら起動すらしなかっただろうな…

グラボのついたPCがあるか

スタンドアローン型VRで遊んでいる

スタンドアローン型ならPC不要で遊べる YouTubeより

 グラフィックボード(GTX1060以上の性能)のついたPCがあるかないかで使えるVRヘッドセットが変わります。グラボ付きのPC(ゲーミングPC)を持っていない方はスタンドアローン型と呼ばれるVRヘッドセットを選びましょう。以下に代表的なVRヘッドセットを挙げます。

グラボ付きのPCを持っていない→Meta Quest 2 (Oculus Quest 2)
グラボ付きのPCを持っている→HTC VIVE系列、VALVE INDEX、Meta Quest 2

グラボ付きのPCを持っている方は基本的にどのVRヘッドセットでもOK。(ただし、Pimax 8Kのような高解像度機器だとさらにPCパワーが必要になります。)基本的にはPC接続して使うVRヘッドセットの方が高解像度、高値の傾向がありましたが、Oculus Quest 2が出てからそんなに違いがなくなりました。グラボのついたPCを持っている人は解像度、拡張性、装着感、使用用途、予算などに合わせてVRヘッドセットを選びましょう。

最新のMeta Quest 2 (Oculus Quest 2)のスペックについて検討したこちらの記事も一緒にご覧ください。

ppurin.hatenablog.com

まとめ

  • VR酔いに強いかどうかで遊べるゲームの幅が変わるので確認すべし
  • PC周りにある程度スペースがあるか確認すべし
  • 意外にVRコンテンツは少ないのでやりたいものを決めておくべし
  • グラボ付きPCを持っていない人はスタンドアローンを選ぶべし

あとがき

 VRヘッドセットを買う前に注意したいことをまとめましたがどうでしたか?私はOculus Rift Sを買った後にプレイスペースが思った以上に狭くて後悔しました。同じ後悔を他の人にしてほしくない!と思ってこの記事を書きました。環境さえ整っていればVRゲームはめちゃくちゃ楽しいです。さああなたもVRの世界へ!

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本記事ではいらすとや及びYouTubeより画像を引用しました。© Facebook Technologies, LLC