ぷりんのゲーム日誌

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【感想】「亜人ちゃんは語りたい」意外と深い日常系アニメ

亜人ちゃんは語りたい

公式PVより引用

©ペトス・講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会

 
アニメ『亜人ちゃんは語りたい』をAmazonプライム・ビデオで観たのでレビュー。なお、原作は読んでおらず、アニメだけのレビューです。忙しい人はまとめだけ見てね。
 

評価

★★★★☆4/5

「自分とは違う人とどう接すればいいのか」というテーマをかわいい日常系に落とし込んだ作品。さらっと見られるので万人向け。
 

アニメ『亜人ちゃんは語りたい』について

どんなアニメ?

サキュバスデュラハン、雪女、そしてバンパイア--。僕ら人間とちょっとだけ違う、それが「亜人あじん)」。最近じゃデミと呼ばれてます。そんな個性的な「亜人(デミ)」ちゃんたちと、彼女たちに興味津々な高校生物教師・高橋鉄男が繰り広げる、ちょっと刺激的でハートフルな学園亜人コメディ!
 

基本情報

タイトル:亜人ちゃんは語りたい

ジャンル:日常系(純)

製作:A-1 Pictures

放送期間:2017年冬アニメ

話数:全12話

記事執筆当時Amazonプライム・ビデオで全話見られました。

 

全話見た感想

ジャンルは日常系

 ジャンルは純日常系。コメディやシリアスに過度に偏ってなくてバランスがいい。雰囲気としては『甘々と稲妻』(アニメ)が近いかな?完全な一話完結型ではなく、全体が緩やかに続いている感じ。恋愛要素はほぼない。主人公曰く「高校生はまだ子供」

 

現代の亜人の悩みを解決していく話

 通常の人間とはちょっと違う高校生の亜人(デミ)ちゃんと生物教師で主人公の高橋鉄男が交流するお話。亜人ちゃんそれぞれには亜人ならではの悩みがあり、主人公となんで起こるのか、どうしたらいいのか考えていく。

 ここでいう亜人とは伝承とかに出てくるバンパイア、デュラハン、雪女、サキュバスなどのことを指しています。亜人は非常に少数でデュラハンなんかは世界で3人しかいないそう。この世界ではそんな亜人への支援制度も確立されており、世の中にも亜人は普通の人間と同じように接するという風潮が広まっているが…

 

 一見明るいアニメに見えるが「自分とは違う人とどう接すればいいのか」というすこし重いテーマがあり、なかなか考えさせられるものがあった。重いテーマをさらっとやってしまうのがこのアニメのいいところですね。日常系だけど12話で話がまとまっているのも好感触でした。

 

 雰囲気だけなら一話だけでも結構分かります。それで気に入ったら6話まで観てみるのがおすすめ。雪の5-6話間の変化はなんだか心を動かされるものがある。

 

OP・EDの気になったところ

 OPのはよくある登場人物が歌ってるやつだと思いきやTrySailという声優グループだそうです。Trysailの声優さんもこのアニメに出ているみたいですね。今の声優さんは歌も歌えてすごいなあ。OPが6話から一部だけ変わります。途中でOPが変わるアニメは名作。余談ですがEDのフェアリーテイル(三月のパンタシア)はお気に入りの曲です。

 

まとめ

「自分とは違う人とどう接すればいいのか」という重いテーマを絵柄のタッチが軽くて、かわいい日常系に落とし込んだ作品。さらっと見られるので万人におすすめできる。 

ちょこっと作画崩壊しているこのバトル系アニメもどうでしょう?