Game of the year presented by ぷりん (2020)
2020年も残すところ一日となりました(記事公開時)。そこで私が2020年に買ってプレイしたゲームの中から最も面白かったGame of the yearと各ジャンルのBest gameをご紹介します。紹介するゲームはどれも自信をもっておすすめできる作品なので気になる方はチェックしてみてください!ちなみに本家のThe Game Awards 2020はこちらにまとめられています。
※なお、あくまで私が2020年にプレイしたゲームなので2020年発売でないゲームも含みます。ご了承ください。
- Game of the year and Best Action game
- Best VR game
- Best RPG game
- Best App game(online)
- Best App game(offline)
- まとめ
- あとがき
- KOTY
Game of the year and Best Action game
発売日:2020/11/11
開発:Edelweiss(インディーズ)
価格:¥5,478 (Steam)
稲を育てることで強くなる!稲作シミュレーション+アクションRPGゲーム
天穂のサクナヒメはジャンルとしてはルーンファクトリーやStardew Valleyに近い、農業とアクションを組み合わせたゲームです。なんといってもその特徴は主人公の主な強化方法が稲作を進めることのみである点です。そのため、アクションパートのステージ攻略と稲作を同時進行させる必要があります。この忙しさがなんとも病みつきになる!
羽衣を使う爽快なアクション、各種虫害、病気まで再現したリアルな稲作パート、美麗ながらも和ゲーチックなグラフィック、その雰囲気を盛り上げるBGM、どれをとってもインディーズとは思えない素晴らしい出来です。文句なしのGame of the yearでしょう。
まだまだ、このゲームについて語りたいことはあるのですが次のゲームもあるのでここらで切り上げさせてもらいます。最後に一言、コンバインってすごいわ。
Best VR game
発売日:2016/6/20
開発:For Fun Labs(インディーズ)
価格:¥2,050 (Steam)
超リアルなVR卓球シミュレーションゲーム
Eleven: Table Tennis VRはVR専用の卓球ゲームです。ほんとに卓球しかできません。モードもCPU戦、オンライン対戦、ミニゲーム、練習以外はありません。が、めちゃくちゃリアルです。私は卓球下手ですが、見事にゲーム内でもその下手さが反映されていました。
ゲームはあくまでゲームであり、その中でもスポーツゲームはプレイヤーが楽しく遊べるように補正がかかっているものが多い印象を受けます。ただ、このゲームは卓球シミュレーションとしてリアルを追求しています。このリアルさはVRというゲームジャンルともうまくマッチし、想像以上の没入感が得られます。
下手だけど少しずつうまくなっていく喜び、そしてそれがもしかしたらリアル卓球でも生かせるかもしれないという期待感、そしてそれを生み出す卓球のリアルさ。シンプルなゲームだからこそここまでハマッたのかもしれません。そんなこのゲームにBest VR gameの称号をお渡ししたい。
Best RPG game
発売日:2013/8/27
開発:Square Enix
価格:本体¥6,350+月額¥1,408(FINAL FANTASY XIV 公式サイト、コンプリートパック+エントリーコース)
FINAL FANTASY XIVは7年以上運営されているMMORPGゲームです。MMOというとチャットとかクランとかハードル高いなとか思う方もいるかもしれません。今回私がおすすめしたいのはMMOという点ではなく、JRPGとしてのメインストーリーについてです。
ストーリーとしては冒険者として活動していた主人公が超える力という特殊能力を身に付けたことから始まる冒険譚です。そのうち、主人公は「暁の血盟」という組織に入り、蛮神と戦ううちに人々に「光の戦士」と称されるようになっていきます。やがて、主人公はこの世界を守るために戦っていくことになります。
現パッチラストのメインストーリークリアまでに約400時間と非常に長い物語ではありますが、進むにしたがってストーリーが盛り上がっていき、最新の拡張である漆黒のウィランズでは核心に迫ります。最初はMMOの部分に期待して始めたゲームでしたが、JRPGらしいストーリーを長く楽しませてもらったことからBest RPG gameに選ばせていただきました。
Best App game(online)
リリース日:2019/10/3
運営:VisualArts Co., Ltd., team Aeca
価格:基本無料
試行錯誤を重ねる放置ゲーム
偽りのアリスはVisualArtsのteam Aecaが運営している放置系のソーシャルゲームです。放置ゲームというとなめこやクッキークリッカー系のようにできることが限られているため、操作時間が非常に短いという特徴があります。
しかし、このゲームではただ放置するのではなく、試行錯誤を重ねて少しでも先のステージに進んだうえで放置することが大切になります。そのため、放置ゲームといえど毎日できることは少なからずあり、やれることと放置のバランスがちょうどよくなっています。出かけているときに手軽に少し楽しめ、さらにやり込む人はやり込めるというゲーム性は非常にアプリゲームにマッチしたものだと思います。
石(金貨)の使い道が多く、課金者と非課金者の差が付きやすいゲームではありますが、配布イベントが多いことや時間をかければ確実に強くなれるゲーム性から無課金でも十分楽しめるゲームです。また、イベントや運営のツイッター・生放送からユーザーを喜ばせようという熱意がひしひしと伝わってきます。そりゃあ課金したくなっちゃいますよ…最近は集金しか考えていないとしか思えないソシャゲが多い中で、この偽りのアリスは輝くものがあります。アプリゲームとしてちょうどいいゲーム性、ユーザー思いの運営、無課金でも十分楽しめるシステム。この三点からBest App game(online)に選ばせていただきました。
Best App game(offline)
リリース日:2019/6/15
開発:ilili_barcode
価格:基本無料
指一本で楽しめるローグライトゲーム
Revers Estoryは指一本で操作できる2Dローグライトのアプリゲームです。何よりの特徴は指一本で操作できるというスマホに最適化された操作性です。そのため、片手でつり革を握りながらもう片手で難なく操作できます。それでいてゲーム内容はローグライト系の2Dアクションシューティングと爽快感にあふれるものです。難易度もローグライトらしく後半になるにつれて難しくなっていき、歯ごたえのあるものとなっています。
指一本で操作できる爽快ながらも歯ごたえのあるこのゲームは出かけているときに気軽に楽しめるというアプリゲームの需要を完全に満たした完璧な作品です。こんなゲームを無料でやらせてもらえるなんて…間違いなくBest App game(offline)ですね。
まとめ
Game of the year and Best Action game
「リアルな農業と爽快なアクション」天穂のサクナヒメ
Best VR game
「超リアルな卓球」Eleven: Table Tennis VR
Best RPG game
「本年プレイ時間最長」FINAL FANTASY XIV
Best App game(online)
「ユーザー思いの運営」偽りのアリス
Best App game(offline)
「スマホゲームとして最高の操作性」Revers Estory
あとがき
以上で2020年のGame of the year presented by purinの紹介を終わらせていただきます。いかがでしたか?読んでくださった方のゲーム選びの参考になればと思います。今回紹介したゲームについてまだまだ語り切れていない部分もあるので個別記事もできれば書きたいかなと思っています。2021年もどんなゲームと出会うか楽しみですね!
著作権表記
©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.
©For Fun Labs
Copyright (C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
©VISUAL ARTS / team Aeca
(C)ilili_barcode
© 2020 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
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最後におまけとして私が2020年にプレイしたゲームの中でのKOTYを紹介します。色々言いたいことはありますが、要点だけを箇条書きで。
KOTY
ドラゴンクエストタクト
リリース日:2020/7/16
開発・運営:Aiming, Square Enix
価格:基本無料
・ドラゴンクエストタクトはドラゴンクエストのモンスターを指揮して戦うシミュレーションRPGアプリ
・最高レア(Sランク)レベルマックスまでの育成に1ヵ月かかる(経験値ダンジョンが一日一回限定のため)
・なのにストーリーの難易度がSランクレベルマックス前提
・シミュレーションRPGなのにオートが優秀なので操作する必要がない
・高難易度になるとオートでも手動でも勝てない理不尽な難易度になる
→結局オートでしかやらない
・高難易度で試行錯誤したいのに育成が追い付かないからそもそも試行錯誤の余地がない
・毎月のように強さインフレするピックアップSランクの一点狙いを強いられる
・モンスターを指揮するはずなのに新系統「英雄」って…
総評:ドラクエの皮を被った難易度の高すぎるゲー無
ドラクエウォークはすごくいいゲームなのになぁ…運営の差が確実に出ている印象。