【感想】「Return of the Obra Dinn」画面の前のあなた自身が解く推理ゲーム
「Return of the Obra Dinn」というゲームを買って、クリアしたのでレビュー。どんなゲームなのか?いいところ、悪いところを紹介していきたいと思います。忙しい人はまとめだけ見てね。
評価
★★★★★5/5
一風変わった推理ゲーム。自分の頭で推理することがメインとなるのでパズル好きにオススメ。難易度設定が絶妙でゲーム自体も丁寧に作り込んでいる良作。
Return of the Obra Dinnについて
あらすじ
時は1802年。200トン以上の交易品を積んだ商船「オブラ・ディン号」が、ロンドンから東方に向けて出港した。その6か月後、同船は予定されていた喜望峰への到達を果たさず、消息不明扱いとなった。
そして今日、1807年10月14日早朝のこと。オブラ・ディン号は突然、ファルマス港に姿を現す。帆は損傷し、船員の姿も見えない。これを受け、東インド会社ロンドン本社所属の保険調査官が、ただちにファルマス港に派遣された。同船内を直接調べ、損害査定書を作成するために――。
基本情報
タイトル:Return of the Obra Dinn
ジャンル:推理、アドベンチャー、SF
価格:¥2,050 (Steam) (過去最安値は-30 %の¥1,435)
開発:Lucas Pope(インディーズゲーム)
発売日:2018/10/19 (Steam)
CERO:D (17才以上)
対応機種:PC (Steamなど), Nintendo Switch, PS4, XBOX ONE
クリアまでの所要時間:約14時間
公式サイト:Return of the Obra Dinn
プレイした感想
自分自身が推理して進めるゲーム
ジャンルは推理。といってもダンガンロンパや逆転裁判とは一味違う純粋な推理ゲーム(〜SF風味を添えて〜)。ADV要素はなく、ゲーム内でできることが非常に限られている。
その分自らの頭が武器となるので謎解きやパズルが好きな方や受け身のゲームに飽きた方にオススメ。この自分の手で解いていく感覚は他のゲームでは味わえないと思います。
懐中時計を使って全員の死因を特定するのが目的
保険会社の主人公が保険金の調査のためにとある船に行き、
一見簡単なように思えるが、そうではない。この船の乗員・
例えば、下の写真から船長(ロバート・ウィッテレル)を探してみてください。名前だけ言われてもわかりませんよね…そんなときに鍵になるのが推理です。ぜひ予想してみてください!ちなみに答えはこのゲームの最初に分かります。
絶妙な難易度
難易度はやや高め。死んだときの状況から自分なりのストーリーを組み立てて推理しないと解けない。ただ、3人分正しい答えを入力すると死因が確定されるので、確定狙いのゴリ押しもできる。けど、そのゴリ押しもある程度絞ったあとじゃないと大変で…
とにかくこの難易度が絶妙!ゲームに飽きることも詰まることもあまりなく、楽しく進められました。このゲームがカラーでなく白黒なのも、死因確定するのが3人ということも全てがちょうどいい!
インディーズならではのこだわり
このゲームのすごいところは描写の細かさ。そんなところまでヒントになるの!?と思うような非常に細かいところまで作られている。特に人物の声を当てている人がほぼすべて違う人というところ。さらに登場人物の出身国に合わせた言語指導もされているようで…インディーズなのにここまでやるか…
まとめ
自身が探偵になった気分になれる一風変わった推理ゲーム。自分の頭で推理することがメインとなるのでパズル好きにオススメ。難易度設定が絶妙で自分の手で解いていく感じがクセになる。ゲーム自体も丁寧に作り込みしてあり、人にオススメできる良作。
こちらのインディーズゲームも一風変わっていて面白かったです!
著作権表記
本記事の画像はReturn of the Obra Dinnより引用したものです。また、Return of the Obra Dinnの著作権はLucas Pope氏らにあります。